ふるさと納税は自分の住んでいる自治体に寄付はできない

ふるさと納税は自分の住んでいる自治体には寄付はできないという制限があるので、地元のホテルの食事券だとか宿泊券なんかがお礼の品にあっても、それはいただくことはできない。

最初これの理由がわからなかった。ふるさと納税は、都市圏とかに集中する住民税収入を地方とかに分散させるのが目的だという割に、例えば自分が住んでいない自治体であれば東京23区だって名古屋だって大阪市だって福岡市にだって寄付はできるしお礼の品ももらえる。でも、なぜか自分が今住んでいる自治体にだけは無理。

なんだろうこの制限ってずっと考えていたけど、多分分かった。

「ふるさと納税をしない人」は所得などから計算される住民税を自分の住んでいる自治体に収める、これがデフォルトの住民税の考え方。
もし「自分の自治体にふるさと納税した人」がいるとすると、この「ふるさと納税をしない人」たちと税に関しての動きが全く同じになる。つまり、同じように自分の住んでいる自治体に税を払った人の中に、お礼の品をもらってない人ともらう人が発生してしまうことになる。

この不平等さがおそらく公益事業としてアウトなんじゃなかろうか。

それだったらもう、ふるさと納税だろうが通常の納税だろうが国民になんか返礼品ばらまくようにしたら?って思うと、それはそれで何かも崩壊するだろうし、色々考えてこうなったのだろうな。

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