20220406 パソコン自作とかの件

久々に会社に行ってきていま帰り道の大阪モノレール。

パソコンが今、会社からの貸与も含めて自宅に6台ある。こんなにパソコンあるのに、パソコンの自作に関する情報を無意味に集めてしまう。ふーん、AMDのチップセットが新しく出るのか、このcpuにはこういう機能があってそれを引き出すにはマザボのここを見ないといけないのか、とか。うわ、この型番のCPUってグラボ買わないとそもそも使えないんか、これ知らずになんとなくパーツ揃えたら泣いてるな…。とかとか。

もし、今お金が無尽蔵にあったらこのケースにこのマザボで、メモリは16GBでいいか、いやもし32GB積んだらどれくらいコスト上がる?ふーんこんなもんか。いやでもいま言えにこの辺のパーツはあるけどもしこれで組むとしたら、うーんでも…とかとか。

定期的にこういう調べものをしているけど、「欲しいものは買わない、必要なものを買う」というモットーというかポリシーというか性分なので、超調べた上で、まあ今の状況なら新しいPCはいらないねってなって買わない。でも、パーツ買い揃えて組みたいという欲望だけはとどまらないので、調べて調べて、そして何も買わない。でも調べる。

持っているPCが不調になっても、最小限のコストで治る方法を模索する。そうかんたんには買い換えない。PCってデスクトップだと全部一気に壊れないので被疑部位を全力で特定したら治ってしまう。多少おかしてくてもだましながら使う方法も色々とある。それこそOSから上のソフトウェア的な問題なんて時間さえかければ絶対に直せてしまうので、自分の中に絶対に支出を出さずに復旧させてやるという強い愛とドケチの感情と、いいからこれを気に全部処分して全部新パーツで組もうぜという破壊と物欲の感情、両方が強力に弾け合い、結局勝つのは前者の愛なのだが、破壊と物欲もなかなかすごいのである。

昨年、親子でフォートナイトをするためにPCを増やしたが、新規に買ったわけではない。geforce 1650とryzen 3 2200gというAPUが同居している1台のPCを足らないパーツだけ買って2台に分裂させた。これもいかにお金をかけずにやるかを考えるのを楽しんでいた部分があり、たぶん4万円くらいで済ませた。ケース、マザボ、CPU、メモリ、電源だけを買ってストレージはありもので済ませて、2200gは本来のAPUとして働いてもらうようにした。そして新規のCPUも中古の2700xを19,000円くらいで買って、今でもベストチョイスだったなあと思っている。メモリも買い替えないつもりだったけど、結局ヨドバシで買ったpanramの4GB×2はポンコツで無理だったのでパソコン工房に売ってみたら買い取ってもらってしまった。

これを組むときは楽しかった。初めて満たされた破壊と物欲側の感情が喜びの悲鳴を上げていて、M.2 SSDを刺す場所が間違っていてうまく起動しないトラブルでさえ楽しかった。16スレッド動いているタスクマネージャーもずっと見ていられた。