Piwigoがぼちぼちいい感じだなと思っていたが、結局サーバハードが弱すぎるため別を考えることにする(良いソフトだったけど)
ryzen 7 2700xとメモリ16GBを備えるマシンにubuntuサーバを最小構成でインストールしてNextCloud + PhotoPrismを入れてみることにした。ある程度動いたときの使用感は非常に良かったので基本これベースで進めることにしてみたい。
やったことメモ
- PCにHyper-VでUbuntuを最小構成でインストール
- SnapコマンドでNextCloudをインストール、めっちゃ簡単。動作確認
- PhotoPrismもdocker-composeで入れる。動作を確認。
- NextCloudのクライアントを操作用PCに導入し同期機能で写真をアップロード開始。デフォルトでNextCloudのフォルダ全体を同期しようとするのだが、その設定をいったん外してほしいところだけにするよう工夫。
- PhotoPrismがWebDAV経由でNextCloudの写真を取り込むところもやんわり成功。
- この辺で、ディスクパーティションの切り方をミスっていることに気づく。ホストマシンのSSD上にOS用の60GB、SATA HDDにデータ用に600GBと、それぞれ仮想ディスクをこしらえていたのだが、後者を程よいところにマウントしようと思ってて完全に後手に。
- 一度Ubuntuのインストールディスクで起動して、途中で右上の「Help」ってところからShellに入れたので、そこでfdiskとかmkfsを使ってパーティションを作った後、マウントしてファイルコピーしてfstabいじるなどして無事終えた。uuidをlsblk -f /dev/sdxというコマンドで調べてもViエディタにコピーしに行けないので、コマンドから>>で/etc/fstabに書き込ませてから中で編集するという荒業も。
- WANからも使いたいのでリバースプロキシを設定しようとして超苦戦。以下試したがなかなかうまくいかなかった。
- 素直にリバプロ設定 → CSS、JSなどが動作せず真っ白な画面に。
- NextCloudの動作をhttp://xxx.xxx.xxx.xxx/から、http://xxx.xxx.xxx.xxx/ncみたいに動作が変えられないか試し、一瞬うまくいきかけたけどどうしても不調。Webに事例もなし。
- VirtualHostでうまくいった。けど、Lets Encryptの証明書の更改が必要だったのでACMEチャレンジみたいなのをやったりこれも時間がかかった。
- LAN内からもサブドメインでアクセスできるようになり上々の出来だったけど、Syncクライアントだけはなぜか変な動きになってダメだったのでIP直指定でLAN内だけで運用することにした。
- 翌朝、Photoprismが領域/homeをガンガンに食っていることで止まっていることを発見。/homeフォルダ用の仮想ディスクもhyper-vでHDD上に追加して積みなおし。
- NextCloudのアプリのインストールがsnapバージョンではできないことを発見。きつい。NextCloud Appstoreからtar.gzを落としてきて食わせる方法がないかも探したけどネットにノウハウなし。あきらめて、SNAPはやめてもう一回NextCloudを自前で構築するか・・・それは夕方にやろう。